縁 起

 能登の名勝曽々木海岸を見下ろす標高三五七メートルの岩倉山の中腹にある当寺は、約千年余りの歴史を持ち、境内には鎌倉末期の石造五重塔、磨崖仏、宝篋印塔や古文書など文化財に指定されたものが数十点あります。黒漆塗りの棟札はこの土地らしい珍しいものです。

 本尊は千手観音で、輪島市光浦の漁師新左衛門が海から拾いあげたもので、海上安全、家内安全、交通安全等にご利益ありと、参詣の人々が絶えません。

 

 また、当寺をとりまく自然環境はまことに素晴らしく眼下に曽々木海岸を見下し、麓の時国や町野平野をはじめ、日本海に浮かぶ舳倉島や七ツ島や輪島港や千枚田等の海岸線などの眺めは絶景で、約三キロの遊歩道を散策することもできます。途中には、自然が作り上げた傑作ともいうべき千体地蔵の異観を眺めることも出来、真浦側山麓には海に直接落ちる垂水ノ滝もあります。

岩倉山の霊場

 現在の観音堂は穴水の城主温井藤八郎統永が大檀那となり近隣の有力名主らの寄進により永正四年(一五〇〇)に再興した古い本堂で、中には鎌倉時代初期の作である持国天と多聞天がまつられています。

 十七世紀ごろ天海僧正が将軍の病気快癒を祈願して能登一円に開いたと伝えられる能登国三十三ヵ所観音霊場の第三十二番の札所で、岩倉山登山口より道端にまつられている観音地蔵はその御本尊です。岩倉山を一巡し観音地蔵を参拝することによって、能登三十三ヵ所霊場を一度に参拝することが出来ます。

海上安全菩薩

アクセス

住所:〒928-0205 石川県輪島市町野町西時国16-8

電話 / FAX0768-32-0139

交通:JR北陸本線金沢駅から北陸鉄道奥能登特急バス(金沢~輪島、曽々木)2時間40分輪島ターミナル下車能登中央バス50分曽々木下車、徒歩30分/輪島ターミナルからタクシー30

観光:輪島市朝市、千枚田、曽々木、時国家、仁江海岸、禄剛崎など能登外浦各地

近隣駐車可能収容台数:前方道路 距離300m 大型車5台 普通車10

宿泊設備:岩倉寺 収容人員60

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